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1年生のうちは練習よりもトレーニングを積むべき

 

こんにちは!

BASEMOVEの小室佑太です。

 

野球のパフォーマンスを上げていく上で最も重要となるのが、どれだけ早い段階で身体の可動性や安定性のトレーニングを積めるかです。

それもまずは可動域のチェックや動きのチェックをして自分の身体を知ることがスタートラインになります。

すると、得意な動きや苦手な動き、あるいは固い筋肉などがわかるようになります。

例えば、もも裏がずっと固いと思っていたけどもも裏自体は固くなくて、単純に動きのコントロールができてなかった。

だから、ただもも裏を伸ばすのではなくて、体幹部を意識して使いながらもも裏が伸びるエクササイズを行なおうという気付きが生まれたりします。

ですから、チェックをすることは大事です。

ストレッチをしていてもいまいち変化が出ない方はぜひ専門家に正しい評価をしてもらいましょう。

 

さて、可動性と安定性という言葉がでてきましたのでその説明をしていきます。

目次

可動性と安定性

可動性というのは、字の通り”可動させる”ことを言います。

 

これは、関節で言うと、

足首・股関節・胸・肩・手首などがこれにあたります。

動かしてみればわかると思いますが、比較的全て動きやすい関節になっています。

 

トレーニングで言うと、例えば胸反らし(胸椎の伸展)のエクササイズなどですね。

 

続いて、安定性です。

 

これも字のごとく”安定させる”役割があります。

これは関節で言うと、

足部・膝・腰・首・肘などにあたります。

 

トレーニングで言うと、分かりやすいのがいわゆる体幹トレーニングのプランクでしょうか。

 

お腹(腰)を反りすぎたり丸めたりしないように固めて安定させていますよね。

 

次に、野球のパフォーマンスを上げるにはいくつかの選択肢があります。

それについて考えてみましょう。

パフォーマンスピラミッド

例えば、球速を上げることで考えてみましょう。

 

まず正しいフォームを身につけることが挙げられます。

脚の上げ方はどこまで上げるのか、軸脚に乗せた状態で脚をあげるのか並進運動始めながら脚を上げるのか、並進運動時の踏み込み脚の使い方はどうするか、トップはどのくらいのタイミングで作るか、胸の張りはどうか、腕のしなりはどうか、踏み込み脚の踏み込む位置はどうか、膝の角度はどうか、上体の前傾角度はどうか、膝とつま先の位置はどうかなどなど。

 

探したらきりがないくらいたくさんでてきます。

 

また、筋トレをして筋力やパワーを上げることも球速を上げるための選択肢です。

ウエイトトレーニングで基礎筋力を増やしたり、プライオメトリクスでSSCと呼ばれるいわゆるバネを鍛えたり、パワークリーンなどのクイックリフトでパワーを鍛えたりなどです。

 

ほかには、股関節や肩甲骨などの柔軟性を高めることも球速を上げるための選択肢になります。

 

そこでここでは実際に何から取り組むのかという話になります。

 

トレーナー界ではパフォーマンスピラミッドというものがよく用いられています。

 

これを見て分かる通り、モビリティ(可動性)やスタビリティ(安定性)を鍛えることが土台となります。

次に来るのが体力要素です。これは、ストレングス(筋力)やパワーなどです。他にはスピード、敏捷性などが挙げられます。

そして、最終的に上に来るのが戦術・技術です。

野球の動作にあたります。

したがって、土台の運動によって技術が支えられているということを理解する必要があります。

 

では、これが成り立たないピラミッドはどういうものになるかと考えてみましょう。

ピラミッドの崩壊

土台である運動が小さくて、戦術・技術が大きい、すなわち、身体は固いし筋力もさほどない状態で投げ込みのようなことをひたすらやってしまうとそれが怪我に繋がる可能性が高いわけです。

言い換えると、ピラミッドが倒れてしまいます。

 

また、土台である運動が小さいのに、体力要素である筋力を増やすために重たい重量をひたすら持ち上げていても、狭い可動域でしか動かない身体に筋力をつけたことになるので、野球のようなダイナミックな動きをしたときに怪我に繋がる可能性が高いと言えます。

 

したがって、まずは土台である運動をしっかり行いモビリティやスタビリティを備えてから体力要素や技術に繋がるようにしよう!ということです。

今一度トレーニングの重要性が認識できたかと思います。

まずは身体の身体を正しく理解して、自分の必要なモビリティやスタビリティのトレーニングを効率的に行いましょう。

 

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