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インターナルインピンジメントを防ぐ胸椎伸展

こんにちは!

BASEMOVEの小室佑太です。

肩のインピンジメントについて以前三種類あることを紹介しました。

そちらの記事も載せておきますので、まだ読んでいない方はぜひ覗いてみてください。

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今回はその三種類のうちのインターナルインピンジメントについて書きたいと思います。

これは、胸の伸展がでていないと発症するリスクが高まってしまいます。

目次

レイトコッキングでの肩の2nd外旋

レイトコッキングの説明からしていきます。

レイトコッキングとは、今回の記事のアイキャッチ画像の投球フェーズのことを言います。

一番腕がしなるところですね。

このときの肩は外に捻じれるわけですけどこれを、”2nd外旋”と呼びます。

 

このときにどこまで腕がしなるのが理想のフォームかといいますと、

キャッチャー側からみたときに肘の後ろに手が隠れるところまでしなることです。

すると、肩から肘までの腕が通る軌道と肘から先が通る軌道が一致する”シングルプレーン”で投げれるので肩肘の怪我のリスクが減ります。

プレーンの話についてはまた機会がありましたら載せたいと思います。

 

さて、このキャッチャー側からみたときに手が隠れることに関してですが、

肩だけでこれをやろうとすると間違いなく怪我に繋がります。

よくチューブなどを使ってこの肩の2nd外旋を出そうとストレッチをする選手を見かけることがありますが、注意しないと結構危険です。

肩の2nd外旋は一般的な可動域が約90°くらいです。

野球選手はこれが身体の適応により広がるのでもうすこしありますが、

それを含めても肩だけでは不可能です。

肩の2nd外旋に頼ることで起こる骨頭前方偏位

肩だけで頑張りすぎて2nd外旋を過剰におこなってしまうと、

肩の中で腕の骨(ボール)が受け皿(ソケット)から前下方に偏位してしまいます。

前下方に偏位すると、肩のインナーマッスルである棘上筋ー棘下筋の腱がボールとソケットの間に挟み込まれてしまうので、インターナルインピンジメントが起きます。

さらにこれが繰り返しているのに我慢して投げ続けてしまうと、

棘上筋ー棘下筋腱の組織が損傷して腱板断裂をしてしまいます。

 

なので、これを防ぐためにも肩以外の動きに目を向ける必要があります。

キーとなるのは、肩甲骨の後傾と胸椎の伸展

ここで大事になってくるのは、

肩甲骨の後傾と胸椎の伸展です。

 

ちなみに肩甲骨の後傾が約20°、胸椎の伸展が10°起きるのが理想です。

当然それ以上に起きるに越したことはないので可動域を増やすことが重要です。

まずは最低限の肩甲骨の後傾が約20°、胸椎の伸展が10°が起きるようにトレーニングをしていきましょう!

 

 

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