こんにちは!
BASEMOVEの小室佑太です。
肩甲骨が下方回旋していると、腕が上がりづらいことから投球動作時に肩の怪我に繋がったり、トップが上手く作れなかったりします。
そこで、そうならないために詳しく見ていきましょう。
目次
肩甲骨の下方回旋とは
まずは肩甲骨の下方回旋の確認です。
これは過去の投稿でも何度か触れてきました。
肩甲骨が下方向に回旋した状態です。
では、どのくらいだと肩甲骨が下方回旋していると言えるのでしょうか?
肩甲骨の下方回旋をチェック
真っ直ぐ立ってもらって後ろから肩甲骨を見た時に、
内側の縁(内側縁)が背骨と平行ないしは5°まで上方回旋している範囲なら正常です。
これよりも内側に回旋している場合、肩甲骨は下方回旋していると言えます。
では、どの筋肉が下方回旋に関わっているのでしょうか?
これらの筋肉が伸びてくれれば腕を上げる動作(上方回旋)もしやすくなります。
肩甲骨を下方回旋させる筋肉
では、肩甲骨を下方回旋させる筋肉です。
これは、主に4つあります。
①肩甲挙筋
②大・小菱形筋
③小胸筋
④三角筋中部
これらの筋肉が収縮したら肩甲骨がどちらに動くか想像してみてください。
全部肩甲骨を下方回旋させる方向に動くのがイメージできると思います。
なので、これらのストレッチをすることで肩の怪我を防ぐことにもつながります。
厳密にいうと、これらの筋肉のストレッチに加えて上方回旋させる筋肉を鍛える必要がありますけどね!
上方回旋の話や下方回旋のストレッチについてはまた後日にしたいと思います。
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