こんにちは!
BASEMOVEの小室佑太です。
ピッチングやバッティングにおいて、加速期(ピッチングならトップからリリース、バッティングならトップからボールコンタクト)において肩甲骨が胸郭に沿って外転します。
この外転に伴ってピッチングであれば、リリースポイントが前になったり、バッティングであれば、肘を身体の近くに通しながら最短の軌道でバットを出すことに繋がります。(最短の定義についてはここでは省略します)
今回は、この外転に最も関わっている”前鋸筋”の働きについてのお話です。
前鋸筋とは
前鋸筋とはこちらの筋肉です。
このように背中の方から前側にのこぎりのようにギザギザしているのが特徴的です。
この筋肉は、肩甲骨の内側前面についているので、肩甲骨の外転をする働きがあります。
また、この筋肉はある筋肉と筋連結をしていてセットで使われる大切な筋肉があります。
前鋸筋と外腹斜筋の繋がり
前鋸筋は、外腹斜筋と筋連結しています。
つまり、外腹斜筋が使えていないと前鋸筋も働きづらいのです。
外腹斜筋が使えない選手はどういう状態かというと、過度な反り腰の選手などです。
外腹斜筋が伸びたまま固くなってしまい上手く働かなくなります。
なので、外腹斜筋も意識しながら前鋸筋をトレーニングすることが重要です。
では、前鋸筋のトレーニングを見ていきましょう。
前鋸筋のトレーニング
こちらが前鋸筋のトレーニングです。
このように四つ這いになり、鍛えていない側の腕は腰に当てて行います。
これだと左側の前鋸筋を鍛えています。
肩甲骨をまず内転させて背中に寄せます。
そこから手で床を押しながら肩甲骨を外転させていきます。
このとき先ほどの外腹斜筋も使いたいので意識的に少しお腹を丸めるようにしながら地面を押すようにしましょう。
回数は10回を目安に1セット行ってみてください!!
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